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[あいちアール・ブリュット Portal Site]障害のある人のアート情報

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あいちアール・ブリュット障害者アーツ展 見どころ紹介 vol.7 ~トークイベント「福祉とアートのあいだ」

2017年11月19日

  • おしらせ

今回のあいちアール・ブリュット障害者アーツ展では、「福祉とアートのあいだ」と題して、2つのトークイベントを開催します。その企画意図を、愛知アート・コレクティブの鈴木敏春氏にご紹介いただきます。

山下清のいた八幡学園では久保寺保久の遺訓、『踏むな、育てよ、水そそげ』で、また澤田真一を生んだ滋賀の近江学園では、糸賀一雄が『この子らを世の光に』と述べた。久保寺や糸賀がアートに期待したものは何だったのか?彼らに取ってアートは、障害者の社会的な認知であり、そのためのアートの存在だった。日本のアール・ブリュットの出発点が福祉にあることは、大切なことであるし、忘れてはならないことです。

社会復帰、日常生活をこなすための職業訓練の一環として作品制作は存在した。それは山下清にとっては貼り絵であり、澤田清一にとっては作陶という手先の訓練としてあった。しかし、時代は働き方を変えて、労働の中身も問うことも必要ではないだろうか。例えば、愛知県独自の障害者雇用など、社会の中での差別や格差はどう問うて行くのかが問われている。またアートは福祉レジームの中で、どう変質したのかも含めて語ります。

1日目は、三頭谷鷹史さんをお迎えし、2日目は、福祉施設で長年アート活動に取り組んでこられた村林真哉さん、三上政美さんに、現場の若いスタッフも加わり、現場での取組を紹介いただきながら、アール・ブリュットについて考えます。
福祉施設でアート活動に取り組まれている方、障害のある方の芸術に関心のある方、作品の素晴らしさに心を動かされた方…、皆さん、ぜひ、一緒に考えてみませんか。

 

トークイベント「福祉とアートのあいだ」
平成29年9月16日(土)、17日(日)
いずれも14時から 名古屋市民ギャラリー矢田 4階 第1展示室にて
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