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[あいちアール・ブリュット Portal Site]障害のある人のアート情報

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あいちアール・ブリュット・サテライト展が開催中です!

2020年2月4日

  • レポート

本日、2月4日(火)より、豊川市桜ヶ丘ミュージアムで、「あいちアール・ブリュット・サテライト展」が始まりました!会場1階で開催の「第10回ぼくらのアート展」と共催で、本展は、2階で開催しています。

 

第1展示室、第2展示室には、昨年の「あいちアール・ブリュット展」で選ばれた優秀作品30点と、「あいちアール・ブリュット展美術館」(過去の「あいちアール・ブリュット展」で2回優秀作品に選ばれた方や、アート雇用の方)の作品38点を展示しています。

 

特に第2展示室には、三河での開催ということで、豊川特別支援学校や、田原市のアトリエ・カーグ、新城市のぽこぽこ教室の皆さんの作品を特別にご紹介しています。

第3展示室では、「第12回ふれあいアート展」で受賞した作品20点を展示。「あいちアール・ブリュット展」でも活躍されている方も何人か受賞されていて、こちらも力作が揃っています。

第4展示室は、様々な展示が一堂に集まりました。

まず1つ目は、「第19回全国障害者芸術・文化祭にいがた大会」で出展された作品5点を招待しました。
それぞれの個性が際立つ作品ばかりで、キャプションから、その人となりも知ることができます。

2つ目は、障害のある方の芸術活動を、作者本人から支援する側まで、あらゆる面でのサポートを行う「あいちアール・ブリュットネットワークセンター」(本部:蒲郡市のNPO法人楽笑)が、今年度の取組の中で発掘した5名の作者の作品展示。県内の新たな才能に出会うことができます。

3つ目は、一般社団法人アティックアートとの連携により、今年度の「あいちアール・ブリュット展」出展作品からデザインされた企業ノベルティグッズと、その原画レプリカの展示です。バックやボックスティッシュ、クリアファイル、タオル等々、様々なグッズに皆さんの作品がどのようにデザインされたのか、その目で是非お確かめください。

一部制作途中のグッズもありますが、3月の「あいちアール・ブリュット優秀作品特別展」では、ほぼ全てのグッズを展示できる予定です。

最後に、カンボジアで、十分な教育を受ける機会が少ない子供たちに、スポーツや芸術を通して支援を行っている県立港特別支援学校の河合健太郎先生が、現地の子ども達に、「ありがとう」の気持ちを「花」として表現してもらった作品を巨大な1枚の作品に集約して展示。子供たちの弾ける笑顔と、色とりどりの作品が集まっていて、とても明るい作品になりました。

最終日の9日(日)には、河合健太郎先生により、カンボジアのプノンペンの子ども達と衛星中継で、リアルタイムで交流をしながら、カンボジアの子どもたちの置かれている状況や、その支援活動、今回の作品制作にあたっての子どもたちの感想など、充実した内容のトークイベントも開催します。貴重な機会ですので、是非ご参加ください!

「あいちアール・ブリュット・サテライト展」は、作品展、トークイベントすべて無料ですので、皆さんぜひお越しください!